「40代前半の独身女性の特徴」は、こんな感じの方が多いです。
【 年代別独身女性の特徴 】
年代 | 特徴その1 | 特徴その2 |
20代後半 | 結婚についての焦りを少しずつ感じ始めるが、まだまだ大丈夫と思っている。 | 独身でも「結婚できない女性」と「結婚しない女性」の2つのタイプに分かれ始める。 |
30代前半 | 20代での結婚はまだ早いと思っていたけど、そろそろヤバいかもと結婚を真剣に考え始める。 | 周囲の大半が結婚し子供ができ始めていく中で、このまま結婚できないかもしれないと焦りがピークに。 |
30代後半 | 結婚できない現実を目の当たりにし続け、婚活に対して疲れがピークに達する。 | 同年代で結婚する人の数も減り、独身中年女性という目で周囲から見られるのが辛いと感じる。 |
40代前半 | 生涯独身への道筋が見え始めるが、結婚か独身かで最後の葛藤の日々を過ごす。 | 独身であることに慣れ、ペットを飼って癒やされる日々に満足し始める。 |
40代後半 | 独身でのライフスタイルが確立し、仕事や趣味にライフワークを見出す。 | 両親の介護や自分の老後の心配が目の前に迫り、婚活よりも終活への意識が高まる。 |
40代前半で独身がどんな状態か知るために、結婚する年齢に関するデータをもとに詳しくみていきましょう。
全婚姻および初婚の平均婚姻年齢
<全婚姻および初婚の平均婚姻年齢/2019年>によると、平均初婚年齢は
- 男性:31.2歳
- 女性:29.6歳
と、女性は29.6歳が平均になっています。
40代前半になってくると、平均初婚年齢よりも生涯未婚率(50歳時の未婚割合)のほうが気になりますよね。
生涯未婚率(50歳時の未婚割合/2015年) は、
- 男性:23.37%
- 女性:14.06%
となっています。
50歳時点で14.06%の女性が未婚という平均値なので、約7人に一人の女性が独身状態であることが分かります。
年齢別の初婚率
下記のデータは「人口統計資料集(2019年)」から、日本人女性の年齢別初婚率を抽出したものです。
表の見方は、各年齢ごとの日本人人口に対する、初婚女性数とその比率を表示しています。
(表の見方)
・初婚数=2019年に届出し結婚生活に入った人数
・初婚率=2019年の届出総数382,421人のうち、各年齢に属する人数の構成比
年齢 | 初婚数 | 初婚率 |
25歳~29歳 | 161,074人 | 56.27% |
30歳~34歳 | 86,327人 | 27.19% |
35歳~39歳 | 38,970人 | 10.81% |
40歳~44歳 | 14,622人 | 3.48% |
45歳~49歳 | 5,026人 | 1.06% |
50歳~54歳 | 1,577人 | 0.38% |
55歳~59歳 | 563人 | 0.15% |
総数 | 382,421人 | 100% |
(*1) 日本人の人口
上記のデータから分かることはコチラです。
- 初婚率が最も高いのは25歳~29歳
- 40歳以上の初婚率は、トータルで約5%ちょっと
- 30歳を過ぎてからは、初婚率の減少幅がどんどん大きくなる
- 50歳を過ぎても、初婚で結婚している方が少数ながらもいる
40代での婚姻数は少数ながらもゼロではない
結婚している人の90%は、35歳までに結婚しているというデータがあります。
35歳以降で結婚した女性は全体の中で10%、40歳になると全体の1%ほどになります。
確率であらわすと小さい数字になってしまいますが、逆にいうとゼロではないということでもあります。
「そんな低い可能性なんて、意味ないよ」と思うかもしれませんが、ゼロでないというのはとても大きい事実です。
このような女性の結婚年齢データも踏まえたうえで、40代前半の独身女性の特徴を解説していきます。
【40代前半】独身女性の特徴
40代になっても独身でいると、婚活と距離をおきつつ
「自分らしい生き方」
を探し始める女性が増えてきます。
仕事や趣味など生涯にわたって取り組めるものが、見つかりはじめるのもこの時期です。
これからの人生の過ごし方を、ぼんやりと考える機会も増えてきます。
一方で結婚に焦らなくなった結果、趣味のつながりなどで新しい出会いがあったり、思わぬ出会いがあるから不思議です。
40代前半の独身女性が出会うお相手の男性としては、
- 年上(40代後半~50代)
- 離婚や死別など婚姻歴がある
ケースが多いです。
男性はいくつになっても年下の女性を好む傾向にあります。
あなたを年下女性としてみるのは、40代後半から50代の男性となります。
また初婚女性を好む傾向もあるので、40代前半の初婚女性は条件的にピッタリなのです。
逆に女性からすれば、
- ある程度は経済的にも余裕がある
- 包容力も持ち合わせている
- 離婚の場合は、一度失敗しているので優しい
- 結婚生活を経験しているので安心感がある
という理由から、再婚の年上男性と結婚する人も少なくありません。
結婚したい40代女性がするべきこと
結婚を意識した出会いとなると、どうしても年上の男性が対象となることが多いです。
40代後半から50代以上の男性となると、
- 体型は崩れている
- 頭髪が薄い
- 独特の固定観念がある
- 離婚の場合は養育費などの問題がある
など、結婚相手としてはマイナス要素を抱えていることが多いです。
結婚してこれからの人生を共に過ごすことを考えると、いろいろ迷うことになるでしょう。
ただ、あなたが「そこはお互い様」の気持ちを持ち合わせていると、お相手との関係を前向きに考えることができるようになります。
どこまで許容できて、どこが嫌なのかを落ち着いて考えてみましょう。
嫌な部分も相手に相談すれば、改善策や対処方法が見つかる場合もあります。
この年齢になると、出会いはまさに「一期一会」です。
その瞬間は細い糸のようなつながりですが、二人で織りなしていけば人生のパートナーとなるかもしれません。
40代前半の4つの特徴
特徴 | 解説 |
結婚に対する関心が薄れ始める | 30代のうちに婚活を頑張ってきたこともあり、そろそろ婚活疲れもピークに到達する時期です。婚活をやめた途端に今までのストレスから開放され、肩の荷が降りてスッキリします。 |
生涯のライフワークを探し始める | これからの人生を楽しく過ごしていくために、結婚ではないライフワークを探し始めます。仕事・趣味・資格取得・ボランティアなど、自分がやり続けたいことに時間やお金を使うようになります。 |
自分の生活ペースを乱されたくない | ライフワークも見つかり、プレイベートの時間は自分の好きなことに使いたい気持ちが強まります。そうなると恋愛や結婚など、男性とのコミュニケーションが面倒になってしまいがちです。 |
親の介護 | 親が60代~70代にさしかかり、介護の必要性が出始めます。親の介護について、兄弟姉妹との話し合いが増えたり、揉め事が起こったりする時期でもあります。 |
40代前半の独身女性のあるある
40代前半女性特有のあるあるネタをピックアップしました。
あなたも「あるある!」と思ったら、立派な40代独女(毒女)かもしれません。
お一人様でしか楽しめなくなってきた
今や市民権を得たお一人様ですが、お一人様に慣れてしまうと困ったことが起きてしまいます。
それは、
「気のおけない人と一緒にいてもツライ」
という状態になってしまうことです。
つまり、どこに行くにも
「一人が気楽だから一人でいこう!」
という選択をしてしまうようになってしまうのです。
一人だと自分のペースで楽しめるし、思ったことを即行動できるのでストレスがありません。
誰かと一緒にいて気を遣うよりは、一人のほうが気楽でいいってことで、お一人様の時間がついつい増えてしまいます。
そうなったら、恋愛も面倒だし、結婚なんて考えることもできなくなります。
老後が身近に感じ始める
老後が身近になってきて、老後問題についての情報を自分から探し始めます。
- 安心して老後を過ごすにはどれくらい貯金がいる?
- 年をとっても健康でいるためのトレーングを実践する
- 病気や薬についての情報を収集する
- 年金、保険についての話題に興味津々
もしこの先も独身でいるならば、自分の老後は自分で準備しておかなければなりません。
そうなると、老後についての情報が目に入ると気になるのは当然のことです。
今までの人生を振り返りがち
たま~に、こんなこと考えたりしませんか?
- あのとき結婚しておけばよかった
- あの人と結婚してたら、どんな人生だったのかな
- どこで間違ってしまったんだろう
- あの人は私のことが好きだったんじゃないかな
- あのときに戻りたい
40代まで独身でいると、たいていの人が考えたりすることです。
今さらどうしようもないのですが、ふと立ち止まって振り返りたくなるんですよね。
振り返ってばかりでもいけませんが、たまにはそうやって過去の自分を思い返してみるのもいいものです。